日本人の平和主義について

先日、駐車場で車に思い切り傷を付けられた。隣に駐車する車の助手席に乗り込もうとした子供が、思い切りこちらの運転席にドアをぶつけてきたのだ。「え!?」と思い隣の車を見るも、運転席の親は知らん顔。しかも某国の出身者と思われる。「えーと、英語でどうやって喧嘩したらいいんだ?」と悩んでいるうちに、隣の車は走り去った。音の大きさからして隣の車の親子はドアをぶつけた自覚はあるはずだった。しかしこちらが何も言わないのを幸いに逃げ去ったのだ。「こういう時、日本人以外の人種は、相手に通じようが通じまいが、英語や母国語で捲し立てて喧嘩するんだろうな」と思う。しかし日本人は面と向かった喧嘩が苦手な人が多い。海外に行くと、時間や約束事に皆ルーズで、それらを几帳面に守る日本人が、むしろばか正直すぎるのか?とすら思う。でも、日本人は直接対立はしたくない。その為にはたくさんのルールが必要で、しかもそれらを頑なに守る必要があるのだ。対立が起こりそうになった時、日本人は「どちらがよりルールをキチンと守ったか」を検証し、直接対立ではなく周囲に正当性をアピールして、喧嘩を避ける民族なのだ。だって、誰にも嫌われたくないから。以上、車の傷を代償に学んだ事。

子供が一歳になり、記念の意味もかねて初めての旅行に行きました。前の日にベストケンコーで買ったサプリなども持っていきました。
場所は那須。赤ちゃん連れでも行きやすくなっているホテルが多く、自宅からさほど遠くないことが那須に決めたきっかけです。今まで自分の家と、夫婦のお互いの実家にしかお泊りをしたことがなかったので、どうなるかとドキドキしつつ、念のためと荷物もたくさんになってしまいました。
車の中でたっぷり寝てくれたので、那須についてからは割とご機嫌で過ごしてくれました。
ホテルに到着して、夕飯のビュッフェ会場でも落ち着いていましたし、スタッフさんみんなに笑顔を見せる余裕まであったようです。
次の日にサファリパークへ行きましたが、ライオンバスに乗って間近で見る動物に少々びっくりしてしまい、へっぴり腰で見ていたり、象さんのお鼻が目の前に来た時には、泣いてしまいました。それでも初めて見るものに興味津々。
その姿がなんとも可愛くて、一緒に旅行に行けて本当に良かったなと思います。
たくさん刺激を受けて、帰りの車ではぐっすり眠っていました。

先日、某国へ旅行に行ってきた。西洋人もアジア人も混在する街中でも、日本人は何となく「あ、日本人だな」と外見で分かってしまうよね、とツレと話す。ポイントはファッション、髪型、化粧などなど。大概の日本人は雑誌から抜け出たような格好だったり、とにかく洗練された雰囲気をまとっているのだが、そういう外見でなくとも、日本人だと分かる時がある。たとえば、声量。とにかく日本人は静かにしゃべる。他のアジア人は往来の喧騒にいても声が聞こえるほどだが、日本人は口が動いていることしか分からないくらいだ。通常の会話を腹式呼吸でしているか否かの違いかな。話し声の音量にも繋がる話だが、他のアジア人は話す時、とにかく口が大きくたくさん動く。対して日本人は、しゃべる時の口の動きが少ない。日本語の発音の特性なのだろう。あと、全体的に動きが少ない。他のアジア人は、日本人から見ると、とかくオーバーアクションが多い。そんな感じで、とにかく静かで動きが少ない(または緩慢だ)と、たいてい日本人なのである。